YMCAキャンプ100周年 宮台真司講演会・勉強会


YMCAキャンプ100年周年 宮台真司講演会・勉強会

YMCA×宮台真司 三連弾

宮台真司特別ゼミ6月20日(土)17時〜20時
「体験デザイナーのための教養」
対象:YMCA、YWCA職員、社会体験をデザインする人など
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YMCAキャンプ100年記念Webセミナー 6月21日(日)10時〜13時 ※3時間
「社会という荒野を仲間と生きるー若者編」
対象:高校生、大学生、YMCA、YWCA指導者など
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YMCAキャンプ100年記念講演会 6月21日(日)14時〜16時 ※2時間
「社会という荒野を仲間と生きるー子育て編」
対象:一般公開、保護者
 

ゲストプロフィール

宮台真司(みやだい・しんじ)
社会学者。映画批評家。東京都立大学教授。
1959年3月3日仙台市生まれ。京都市で育つ。
東京大学大学院博士課程修了。社会学博士。
権力論、国家論、宗教論、性愛論、犯罪論、教育論、外交論、文化論などの分野で単著20冊、共著を含めると100冊の著書がある。
最近の著作には『14歳からの社会学』『〈世界〉はそもそもデタラメである』などがある。キーワードは、全体性、ソーシャルデザイン、アーキテクチャ、根源的未規定性、など。
MIYADAI.comより

開催に寄せて

2020年は、YMCAが日本で社会教育としての組織キャンプ(サマーキャンプ)を開始してから百年の年です。キャンプは戦後「民主主義教育」に用いられました。北米を源流とするキャンプスタイルは、一人ひとりの自立した生活をベースに、10名前後の「仮の仲間」と共に生活をスタートします。80名程度で一つのユニットを形成し、多い時は3〜4ユニット、総勢300人程度で、数日間から数週間、様々なキャンプアクティビティの体験と、生活体験を通して、民主社会を擬似体験できるように設計されています。

しかし日本でそのように現在も運営されているキャンプはごく少数です。社会を見渡しても、とても民主主義が成熟した社会には見えません。

社会学者である宮台真司氏は、日本社会の劣化を「損得マシン」「言葉の自動機械」「法の奴隷」の蔓延にみます。政治の稚拙さ、メディアの死、弱体化した共同体と日本社会、コロナ対策で決定的に露わになった膿を鋭く指摘します。

私が宮台さんに講演を依頼したいと思ったのは、このストレートでわかりやすい表現が好きなのと、どの指摘もとても真っ当だと思うからです。宮台さんに初めてお会いしたのは、ご自身がレギュラーで出演されているインターネットニュース番組、ビデオニュースの公開収録後でした(間も無く1000回記念です。おめでとうございます)。宮台さんのお話に直接触れたいと申し込みました。会場は熱気に包まれていて、終了時間になっても覚めやらず、「終わったあと、会場の外で質問等を受付ますのでどうぞ」と案内があり、私も列に加わりました。雨の降る軒先で、多くの若者が宮台さんの周りに輪を作り、相談や意見交換をしていました。本当に熱心で素敵な方だと確信しました。しばらくすると私の番になり、私の考えを伝えました。私はその時、キャンプの歴史を紐解く中で行き当たった「戦争責任の告白を今一度日本はすべきではないか」という問題意識についてお話ししました。すると、とても重要なポイントだと仰っていただきましたが、「マクロでは無理で、ミクロで実践していくべき」というアドバイスをいただきました。講演会・勉強会を依頼したところ快諾してくださり、実現しました。

当初は会場を神戸YMCAに、勉強会、講演会を予定しておりましたが、新型コロナウィルスの蔓延を受けて、Web開催に切り替えました。
1回目は「公共」をテーマに、「社会体験をデザインする」ための教養として、主に職業として社会教育に携わっている方を対象としたゼミ形式を予定しています。
2回目は、中高生、大学生、若者を対象に「社会という荒野を仲間と生きる戦略」についてのお話です。
そして3回目は、「子育て編」として、「社会という荒野を仲間と生きる」重要性について語っていただきます。
多くの皆様のご参加をお待ちしております。

キャンプディレクター 阪田晃一