活動自粛のお知らせ ※4月4日更新


活動自粛のお知らせ 4月末まで

キャンピングサービスセンター
チーフディレクター 阪田 晃一

新型コロナウィルス感染症は、世界で猛威を奮っています。すでに報道されているように、イタリア、スペイン、ニューヨークでは爆発的に感染が広がり、一部の地域では急増する患者に人的、物的医療体制が追い付かずに「医療崩壊」が起こっています。感染症それ自体における脅威に加え、「必要な医療が必要な人に行き届かない事態」になっています。

国内では、3月31日の専門家会議の会見で、クラスターの確定と感染者の特定による封じ込め段階から、経路不明の爆発的感染拡大による医療体制の逼迫が訴えられ、すぐにでも対策が必要だと提言がありました。

また生命医療倫理委員会からは「COVID-19の感染爆発時における人工呼吸器の配分を判断するプロセスについての提言」が発表され、「災害時医療におけるトリアージの概念が適用されうる事態であり、これまで私たちが経験したことのない大きな規模で、厳しい倫理的判断を求められることとなる。これは、一人ひとりの患者に最善をつくす医療から、できるだけ多くの生命を助ける医療への転換が迫られる」事態であることが指摘されました。

ここ数日のデータでは、比較的感染・重症化のリスクが低いとされていた世代にも感染が確認され、重症化や死亡のリスクが指摘されています。

潜伏期間を2週間とすると、3月の連休時に感染した人々が、現在発症していることになります。この2週間で益々感染が拡大するでしょう。

これらの状況を総合的に判断し、野外キャンプ事業は4月いっぱい自粛といたします。


プログラムについて

4月の活動は自粛とします。5月以降の判断は4月20日に行います。

リーダー活動について

ミーティングについて

オンラインでのミーティングで実施してください。

会館への出入りについて

原則として自粛してください。やむを得ず来館する場合は、検温し、マスク着用の上、滞在時間を30分以内としてください。会館の中では人との距離を2m以上開けてください。

 

引用リソース

専門家会議会見

オーバーシュート前に医療崩壊。中高年層もクラスター発生の原因【新型ウイルス専門家会議要点:4月1日】

COVID-19の感染爆発時における人工呼吸器の配分を判断するプロセスについての提言 

山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信 

新型コロナ 感染確認の4割が30代以下 都「慎重な行動を」

“私たちは感染している”